住宅ローンの選び方、年収別住宅ローン借入額、年収別住宅ローンシミュレーション

住宅ローンの繰り上げ返済

住宅ローン、フラット35の繰り上げ返済

注文住宅で建てた自宅の住宅ローンは、民間の金融機関とフラット35とほぼ半々でローンを組みました。

半分は変動するけど、当面は金利の安い銀行のローンで、もう半分は最後まで支払額が変わらない固定金利のフラット35で住宅ローンを組みました。

そして住宅ローンの半分を返せる位に貯蓄が貯まったので、どちらかを一括で繰り上げ返済してしまおうと思いました。

どちらを一気に返してしまうか、考えましたが、結論から言うとフラット35を一括で繰り上げ返済しました。

固定金利で支払額が変わらないフラット35を残した方が、今後の資金計画も立てやすいと思いましたが、現在の金利からすると、フラット35の金利が少々高い事は否めません。さらに団体信用生命保険(団信)の保険料を毎年払うのが、気分的に結構な負担に感じます。

さらにもしかしたら、近いうちに東京にマンションをセカンドで購入するかもしれません。(もちろんローンで)そうなると、フラット35を残した場合、マンションのローンの借入先は銀行しかないのですが、フラット35の残債がある状態では銀行の住宅ローンの審査はかなり厳しい事が予想されます。(管理人は自営業なので・・)

フラット35では、セカンドハウスでも利用できるのも売りにしています。さらにセカンドハウスでも通常の金利で融資してくれるので、銀行から借りるよりも審査に通りやすく、低金利で借りられる可能性があります。

以上の事から、銀行の住宅ローンは残して、フラット35の残債を一括で繰り上げ返済する事にしました。

フラット35の一括繰り上げ返済の仕方

フラット35の繰り上げ返済の仕方ですが、非常に簡単です。

窓口の金融機関に連絡して、フラット35の残債を一括で繰り上げ返済したい旨を伝えます。

すると書類に記入する必要があるので、必要なものを持って、一度銀行に行きます。

銀行に行って、書類に記入して返済日を決めます。残債を完済すると抵当権を解除するので、司法書士に手続きを依頼します。

こちらで特に宛てがなければ、銀行の方で司法書士を紹介してくれるので、そのまま手続きを銀行にお願いしました。司法書士への手数料は銀行の口座から引き落とされます。

 

そして返済日までに、毎月フラット35が引き落とされる口座へ、残債分の金額を入金しておきます。

返済日に引き落とされれば、無事にフラット35の繰り上げ返済は完了です!

返済日から10日ほどで抵当権解除証書と言うのが送られてきて、住宅金融支援機構の抵当権が解除されます。これでフラット35の残債はなくなりました。

 

フラット35の繰り上げ返済にかかる手続きの期間は、銀行に行って書類を出した日から残債の引き落としまで2週間でした。

フラット35のHPでは、「繰り上げ返済する1ヶ月前までに金融機関に申し出て」と書かれていますが、窓口の金融機関ごとに多少の変動はあるようですね。

毎月の返済額の約半分は金利なので、繰り上げ返済すると決めたら、1ヶ月でも早く返済した方が、数万円の金利を負担しなくて済むので、なるべく早く手続きを進めた方が良いでしょうね。

金利が安ければ住宅ローンの借り換えも検討しましょう

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