中古一戸建てシロアリ駆除
築36年中古一戸建てのシロアリ駆除工事
中古一戸建ての売買契約前に、まさかのシロアリ瑕疵が見つかってしまいました。
契約後に売主さんの費用でシロアリ駆除工事をする事になりました。
まず一番心配だったのは、シロアリ被害がどの程度あるのかです。売主さんが20年前に洗面所の床がフカフカだったので、シロアリ被害だろうと思ったそうですが、本当にシロアリ被害だったら、20年経った現在では、シロアリ被害がどこまで進んでいるのか、かなり心配です。
建物の倒壊の危険があるほど、被害が進んでないと良いのですが・・
シロアリ工事は1日で終わります。午前中は基礎の穴あけ工事なので、午後から不動産屋立会いの元、現地へ見に行きました。
キッチンの床下収納から入って、工事を進めて行きます。
基礎を削って人が通れるほどの穴が開きました。こうしないと、他の部屋の床下まで行く事が出来ません。穴を開けても強度に問題ないとシロアリ業者の方が言ってましたが、まあ信じるしかありません(笑)
そして、1階全ての床下を点検したら・・・
一番心配だった洗面所と浴室の床下は、リフォームした時に木部の梁が交換されていて、シロアリの予防処理もされているようです。安心しました^^;
他の部分ですが、浴室の隣りにある4.5畳の部屋の押入れの下は、シロアリ被害で木がスカスカだったようです。4.5畳の部屋の床下も一部シロアリ被害で木がスカスカの部分があります。
それと廊下を挟んで階段の横の壁にも一部シロアリ被害が。あとは玄関下にも蟻道が見つかったようです。
(シロアリ被害にあった木材の欠片です)
4.5畳の部屋と押入れの床下は、シロアリ自体はもう居ないようです。他の部分は居たそうですが、少ない方だと言ってました。全体にシロアリの被害としてはひどくなく、シロアリ駆除業者の人は今後も十分に住める状態だと言ってました。
まあこれで一安心です。あとは、被害の無い所も含めて1階床下全てと、玄関下、階段横の壁側も薬剤を散布するので、もうシロアリが出る事はないそうです。保証期間も5年付くので、その間もしシロアリが出れば無料で駆除工事をしてくれて、今回の工事後に出たシロアリでもし損害が出れば、賠償もしてくれます。
ちなみにシロアリの種類はヤマトシロアリでした。県内のシロアリはほぼヤマトシロアリだそうです。
施工後は各部の床下の写真と保証書を発行してくれました。
浴室の床下です。新しい梁が使われています。
今回一番被害が酷かった浴室横の押入れの床下です
基礎の開口部です
床下各部の写真です
シロアリ工事の保証書です。
これで5年間はシロアリの心配をする事無く、安心して住めますね。
築36年中古一戸建てを契約してから、実際にシロアリ被害の点検が出来るまでは不安でしたが、結果的にシロアリの駆除工事と予防工事も出来て、値引きも多くなって、メリットの方が多くなったと思います!
今回のように築年数が経っている木造の中古一戸建ては、シロアリの被害が心配されます。中古一戸建てを購入するなら、シロアリ被害がないかどうか不動産会社によく確認しましょう。購入後でもシロアリの点検や予防工事をして、長く住めるようにメンテナンスしたいですね。
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