築36年の中古一戸建てを契約しました

中古一戸建ての契約

中古一戸建ての契約の前にトラブルが・・・

不動産購入申込書(買付証明書)を出して、10万円の値引きにも成功しました。契約日も決まってあとは契約を待っている状態でしたが、不動産屋から連絡が来ました。

「実は・・・売主さんが20年前に今回の一戸建てを中古で購入した時に、シロアリ被害を確認してました」

えっ???なーにーーー!!!!!って感じです。

20年前に売主さんがこの一戸建てを中古で購入した時に、洗面所の床がフカフカしていたので、おそらくシロアリの被害があったんだろう、と思っていたそうです。その後は人に貸してしまって、結局1度も自分では住んでいないので、実際にシロアリ被害を見た事はないそうですが・・・

現在は2011年に洗面所も浴室もリフォームされているので、そのリフォーム工事の時に業者が気付きそうなものですが、何も言ってなかったそうです。

この契約直前の今になってシロアリ被害が分かったのは、契約書内の物件状況確認書(告知書)を作成する時に売主さんに聞いたそうです。

売主さん側の対応としては、

・シロアリの駆除工事を売主負担で行う(基礎採掘工事5万円 駆除工事10万円)

・シロアリ駆除工事の保証期間は5年

・5年後にもう一度シロアリ工事を行うための費用10万円を値引きする

・今回の迷惑料として10万円値引きする(前回と合わせて合計30万円の値引き)

以上の条件でした。

こちらとしては、実際のシロアリ被害が気になります。もし倒壊の危険があるほど被害が出ていれば、当然この築36年の中古一戸建てを契約する事は出来ません。

シロアリの駆除業者に中古一戸建てを見てもらったそうですが、各部屋ごとにコンクリートの基礎が立ち上がっているので、床下収納のあるDKの床下しか確認出来なかったそうです。DKの下は問題なかったようですが、一番被害が出る所はやはり湿気の多い水周りの所で、トイレや洗面所、風呂場が怪しいですが、そこまで確認出来なかったそうです。

確認するには、基礎を削って人が通れるほどの穴を開けて、各室の床下にアクセスする必要があります。そうなると費用も発生するのですが、それは売主持ちで契約前に被害状況を確認出来ないか、聞いてみました。

するとそれは出来ないと・・・実は土地を探しているハウスメーカーから引き合いがあって、上物を解体して建物を建てるそうです。なので、上記の条件で契約できないなら、そのハウスメーカーに話しを持って行くそうです。

うーーむ、困りました(笑)

被害状況を確認するのに、例えば費用を半分もつので、それでも契約前にシロアリ被害を確認出来ないか?と聞いても、「出来ない」の一点張りでした。。。

2011年にトイレ、洗面所、風呂場をリフォームしています。その時に当然床も剥がしているので、シロアリ被害が出ていれば、そのまま施工出来ないので何かしら対応しているとは思うのですが、当事の業者は何も言ってなかったそうです。

順番的に自分が一番手なので、売主さんも何とか対応したいが、2番手のハウスメーカーは満額での申し込みだそうで、現状の条件が目一杯だそうです。

最悪の状況を考えると、手付金を払ってこのまま契約した場合、その後シロアリ被害がひどく、倒壊の恐れがあって住むことが出来ないとなると、手付金を放棄して契約を解除するか、リスク承知でそのまま住むか、転売するかになります・・・

売主さんは、2011年にリフォームした後、賃貸で人に貸していて、その間は特に問題はなかったそうです。

一応もう一度現地を自分で確認する事にしました。洗面所の床や壁を踏んだり叩いたりしてみますが、特に分かりません(笑)とりあえず柱や床や壁をトントン叩いても中がスカスカするような音も感触もしませんが、実際に見てみないと分かりませんね。。

それまでも人が住んでいて問題なかった事と、東日本大震災にも耐えて、洗面所もリフォームされているので、その時にシロアリ被害があれば対策されているだろうと予想して、そのまま契約する事にしました。大丈夫でしょう。たぶん。。。

手付金100万円を払って、契約後にシロアリ駆除工事をして、問題なければクリーニングをして引渡しになるようです。

中古一戸建てを契約

契約日がやってきました。本来なら喜ばしい事ですが、シロアリの問題があるので何だかスッキリしません。

契約書にはシロアリの瑕疵があっても、買主は売主に対して責任を負えません、みたいな事も謳われています。元々建物が古いので現状渡しになりますが。

築36年の中古一戸建ての売買価格は当初は700万円から10万円値引きの690万円でした。そこからシロアリの件で20万円値引きされ、トータル30万円の値引きで670万円になりました。

そしてシロアリ駆除工事は売主負担(約15万円)ハウスクリーニングも売主負担で引渡しとなります。

中古一戸建ての契約自体は、重要事項の説明を受け、判子を押して、手付金を100万円支払って、無事に終了しました。

そして翌週にシロアリ工事ですが、結果から言うと特に問題はありませんでした!(シロアリ工事の詳細はこちらです

シロアリ被害が分からない状態でリスクのある契約でしたが、築36年の中古一戸建てにシロアリの心配がなくなり、値引きも多くなって購入できたので、結果的には良かったです。


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